コロナウイルスと通所サービス

デイサービス等通所施設で発生している、コロナウイルスの集団感染。

特に名古屋市では、利用者・職員双方に感染者が出るクラスターが見られた事で、
今月7日から20日まで緑区と南区のデイサービス(126か所)に休業を要請していました(21日再開)。

市川市でも今月6日に施設職員の感染が判明した後、利用者とその家族にも感染が確認されました。
県と市がこれ以上の感染拡大を防ぐため、
感染状況によって利用者の受け入れ縮小や休業を要請するなどしていました。

また、兵庫県伊丹市のデイケア事業所でも感染が判明、死亡者も出ています。


厚生労働省は、
自治体が必要と判断した場合は、感染の有無に限らず施設へ休業を要請できるという通知を出しました。
実際に地域差はあるものの、デイサービスの利用を控える動きは広がっています。

しかし、利用を控える事で利用者の家族への負担も大きくなるとともに、
資金繰り悪化などの経営問題に直面している事業所も少なくありません。

コロナウイルスによる外出禁止令や入国制限、諸外国でも厳然たる対策がされはじめ、
経済も停滞しています。

早く元通りの生活に戻れる日がやって来ることを願います。