厚労省、介護施設へのマスク追加配布中止

加藤厚労相は31日の閣議後会見で、介護施設への8000万枚のマスク追加配布を正式に中断すると発表しました。

今後は申請制となり、希望する施設へ配布するとのこと。

申請手続き用のメールアドレスや電話番号などは近く公表するそうです。

この追加配布は介護施設だけではなく、障害福祉なども対象となっています。

政府は先日、マスク8000万枚を追加配布すると発表した際に大きな批判を受けました。

今は確かに、マスクは十分足りていますよね。

以前はどこに行っても売っていなかったり、どこに行けばマスクが売られているかが分かるアプリも登場したり。

ですが、当時と状況は変わっています。

配布予定だったマスクは国の備蓄とするそうですが、本当に必要な時に配布するからこそ意味があります。

思いたくはないですが、また品薄になってしまった時のために、ぜひ備蓄してほしいなと感じています。

日本全国、日々感染者が増え続けています。

岐阜県は独自で緊急事態宣言を出すようですし、東京都も夜間の営業時間の短縮要請を出したりしています。

ただ、経済を止めたらそれ以上に事態は深刻化すると思います。

経済活動を以前の緊急事態宣言のように抑えることは難しいでしょう。

コロナとうまく共生しつつ、経済をまわしていくしかないのでは、と感じています。