緊急事態宣言解除後

緊急事態宣言が39府県で解除されて初めての週末。

 

解除されていない地域でも人出が増えたと報じられていました。

 

 

弊社は都内なのでもちろん解除はされていませんが、

それでも

「他が解除され始めているのだから、都内もあと少しの辛抱なのでは」

…という空気を感じるのは否めません。


勿論、油断は禁物ですが。

 

 

春を待つ生き物達と同じですね。
寒く辛い冬を巣穴で耐え忍び、温かい春の到来を感じて少しずつ巣穴から出てくる。

 

 

人出が増えたのは明らかにそれと同じで、

程度の差はあれど、一人ひとりがこの「緊急事態宣言」を受け止め、

自粛期間をじっと耐えていたのだと思います。

 

 

最近は「自粛警察」や、感染者の感染経緯が自身の基準にそぐわないと猛烈なバッシングをするといった、過剰な反応を示す方々の事などがニュースにもなりました。

 


人々の「自粛疲れ」が見て取れる事象だなと感じました(そのやり方は決して賛成できるものではありません)


自粛疲れには様々な要因があり、それは個人差があります。


それは、「偏った正義感」だったり「外に出られないストレス」だったり、いろいろあると思いますが、
根底には当然ながら精神的ストレスがあります。

 

そんなストレスから早く解放されたいと願い、
宣言解除が出たら少しでも解除された空気を味わいたい、
連休までは頑張った、だからそれ以降は少しでも・・・と思う気持ちは私も分かります。

 


解除されたからと言って、
国民全員が今までの身に付いた自粛生活から急に以前の生活に戻せるかというとそうではありませんよね。

 

今まで通り、個人差はあれ、日々の生活に気をつけながら生活していければいいなと思います。


解除はまだ早いという意見、「経済より命だ」という意見ももちろんありますが、
レムデシビルやアビガンなどが使用可能になり、
実際のところコロナのワクチンはまだまだ完成するまでに時間がかかります。

 

 

「自分が知らぬ間に誰かを感染させるかもしれない」という意識は大切です。

 

ただ、このまま自粛を続けていくと日本全体が疲弊して崩壊してしまう。

 

ゆるやかに感染を広げ、共存していく段階に入ったと個人的に思っています。