認知症行方不明者 過去最多【高齢者住宅新聞】

私が住む地域は何かあった時に地域内放送が流れるのですが、

頻繁に聞かれるのが、行方が分からなくなっている高齢者を探す警察署からの連絡です。

この地域内放送、増えたな・・・と思っていましたが、去年1月~12月の1年間で、認知症行方不明者の数が過去最高だったんですね。

https://www.koureisha-jutaku.com/newspaper/synthesis/20200715_05_2/

それは確かに、増えたと感じるのも当然だったようです。

都内では、GPS端末を利用して徘徊行動のある認知症患者を把握する自治体もあるとのこと。

認知症患者さまは、気づいたときには自分の居場所も、どうやってここまで来たのかもわからなくなってしまう状況に陥ってしまいます。

ご家族にとっても、行方が分からなくなってしまうことは非常に心配であり、ご家族の負担は計り知れません。

着衣に住所を書いたものを貼っておくなどいろいろな対策がありますが、そういったものを嫌がる患者様もいたり、現実的に難しい現状もあります。

少しでも患者様にも、支えるご家族にとっても負担のない方法としてGPSが有効であるならば、取り入れてみるのもよいと思います。