八楽舎の今後の展開について

八楽舎の松田です。
当社についてご紹介させていただくブログの最終回は、八楽舎の今後の方向性についてお話いたします。

3年間の振り返り

事業をスタートさせるときにもともと持っていたノウハウが、この3年間でさらにブラッシュアップされ、スタッフの採用含めた社内環境も整い、事業者様によりハイレベルなサービスをご提供できる状態になりました。

特に、サービス導入前に「どれだけ削減効果が見込めるか」を検証させていただく「コスト適正化診断提案書」の確度の高さや、サービス導入後に毎月お出しする「適正化レポート」の内容の充実ぶりは、事業者様にも大変ご好評いただいており、当社としても力を入れているサービスです。

今後の目標

「事業を拡大することが今後の目標ですか?」と、よくご質問いただくのですが、事業拡大そのものを目標とはしていません。事業拡大はあくまで結果論に過ぎないと考えています。

この3年間、八楽舎のサービスをご紹介し、導入してもらい、事業者様の喜びの声を直で受け止める中で、当社のサービスに絶対的な自信をもっておりますし、当社のサービスをより多くの事業者様に知ってもらいたいという思いが強くあります。

経営で苦労されている事業者様に「楽になって」いただき、多くの事業者様に経営を継続してもらうこと。

事業者様の経営が軌道に乗ることで、利用者様が安心して、これまで通りに居心地の良い施設を利用し続けられること。

これが八楽舎が目指す一番の目標です。

介護業界において「固定費コスト削減」を専門に扱う会社がほかに見当たりませんので、「固定費削減のプロフェッショナル」として、今後も多くの事業者様のお役に立ちたいと考えております。

社名の由来と込められた想い

こんにちは。八楽舎広報の佐藤です。
今週は私から【八楽舎社名の由来】【社名に込められた想い】についてお話いたします。

天から降ってきた

八楽舎という社名。
「縁起が良さそうで素敵な社名ですね!」と、よくお褒めいただきます。

実はこの社名、数ある候補の中から絞り込んで決めた・・・わけではないのです。ある日、松田社長の頭に降ってきたそうです。ふと浮かんだと言えばいいでしょうか。

社名に込められた想い

ふと浮かんだ八楽舎という社名ですが、そこにしっかりと想いを込めました。

「施設スタッフ様、施設利用者様、施設運営者様、八楽舎を盛り立てて支援してくれる皆様、そして私たち八楽舎の社員。八楽舎に関わるすべての人が【楽しく】【いまよりも楽に】過ごせるように。そんな環境を作り出せる会社でありたい。」

数字の八には「すべての」という意味があります。
天から降りてきた社名ですが、実は熱い想いが込められているのです。

八楽舎のマーク

社名を象ったマークにも意味があります。
八が2つ並んでいるのは、ひとつは八、もうひとつは「舎」の部首である「ひとやね」。介護施設など多くの施設=屋根のある建物とつながりを持つことを意味しています。

また「舎」の文字には「ひとやね」の中に+(プラス)とー(マイナス)をデザイン。プラスマイナスでゼロ=固定費削減、料金削減を表しています。

「八楽舎に関わるすべての人が楽しく楽に過ごせるように」
この理念を胸に、私たちも日々、お取り引き先様はじめ八楽舎に関わるすべての方と接してまいります。


さて、次週は八楽舎の今後について、松田社長にお話しいただきます。
次週もお楽しみに!

八楽舎創業の想い

八楽舎代表の松田です。

おかげさまで当社は、今月4月で創業3年目を迎えました。

これもひとえに八楽舎のサービスを支持してくださるお客様、八楽舎を盛りたててくださる介護業界のみなさま、共に働く仲間たちのおかげです。

そこで、今週から3週にわたり
「八楽舎創業の想い」
社名【八楽舎】の由来
「八楽舎のこれから」

この3つについて、ブログの中でお話ししていきたいと思います。
初めてお話しする内容もありますので、どうぞお付き合いくださいませ。

八楽舎創業のきっかけ

お客様である施設関係者のみなさまや、介護業界に関わるみなさまに、よくご質問をいただきます。

「介護業界の人ではなかった松田社長が、どうやっていまの八楽舎のサービスを思いついたの?」

私は熊本県天草の出身なのですが、たまたま参加した同窓会で、友人が「固定費コスト削減」のサービスを個人事業として運営していることを知りました。

最初に友人から削減ノウハウを聞いたときには「本当にコスト削減が可能なのか?」

と半信半疑だったのですが、契約先の担当をいくつか引き継がせてもらい、導入時のシミュレーションプランや毎月のコスト削減レポートを自分なりに分析していくなかで、ひとつのことを確信したのです。

「初期費用をかけずに、確実にコスト削減ができる独自ノウハウは、多くの介護事業者の経営状態を良好にする本物のノウハウである」

事業として大きく展開できるサービスではないかと感じたのです。

事業展開におけるリスク

ただ、ノウハウが本物であると確信したものの、本格的に事業展開するには迷いもありました。

「大手コンサルティング会社がひしめく中で無名ベンチャーとしてイチからの参入」

「もとは個人事業主が細々と運営していたサービス」

「社長である自分は介護業界経験ゼロで起業も初挑戦」

このようなマイナス条件が揃う中、開業に踏み切るのは無謀だと周囲に言われました。

創業にかけた想い

不安を感じる中で私を突き動かしたもののひとつが2015年の介護報酬改定です。改定により、多くの介護事業者が経営上の打撃を受けたという話や、介護保険の点数を稼げなくなり、介護施設が閉鎖に追い込まれるという話も聞きました。

「介護施設の廃業」で脳裏をよぎったのが亡くなった父親のことです。

父親は故郷天草の特別養護老人ホームで手厚い介護を受け、職員のみなさまに本当に良くしていただき、最期は家族と職員のみなさまに見守られて安らかに最期を迎えることができました。

介護施設の利用者にとって、介護施設は「第二の家」。

施設の廃業により、利用者は通い慣れた施設から別の施設へと移ることを余儀なくされる。家族同様に接していたスタッフさんとも会えなくなる。

「確実にコスト削減ができる」八楽舎のノウハウを取り入れてもらえれば、施設経営者、スタッフだけではなく、利用者にも喜ばれる。利用者が慣れ親しんだ暮らしを手放さずに済む。

これほど多くの人を幸せにできるビジネスプランはないと思い、八楽舎の開業、介護業界への本格的な参入を決意するに至りました。

さて、ここまで、八楽舎の創業に至る経緯をお話しいたしました。

次週は、これもよくご質問いただく、社名「八楽舎」の由来についてお話しいたします。どうぞ引き続きお付き合いくださいませ。

八楽舎代表 松田浩幸