スタッフの週末。

八楽舎のスタッフKと申します。

 

今回は松田に代わりこちらに投稿させて頂きました。

 

 

週末、東京を中心に外出自粛要請が出ました。

実は私、この週末に遠方の友人たちと会う約束や身内との所用がありました。

 

 

もともと、かなり前から予定されていたものでしたが、

日が近づくにつれて

 

「(感染)大丈夫かな?」とそれぞれが思い始めました。

 

ほどなくして誰からともなく

 

「今回はやめておこう!」という話になりました。

 

 

正直、キャンセルして良かったと思う自分がいました。

なぜなら、

 

「もしかしたら私自身が既に無症状で感染しているかもしれない」と考えていたからです。

 

 

いや、それまではどこかでコロナを軽くみている部分もありました。今思うと情けないですが。

 

ただ、感染者はどんどん増えていきます。しかも感染経路が不明なケースが増えていく。

 

 

そうなると、「私ももしかしたら?」と思わずにいられませんでした。

 

 

私は仕事で電車も使う場合もありますし、

人込みは極力させてはいますが、既に感染者が出ている地域でもあるので、

感染するリスクは常にあるわけです。

 

 

今のところ(あくまで今のところです)、

日々の生活の中で家族も、実家に住む身内や友人たちに感染者は出ていませんが、

 

 

もしも知らないうちに私が誰かを感染させてしまったら…と思うと。

やはり「今はやめておこう・・・」となりますよね。

 

 

桜は来年も咲きます。

飲み会はいつでもできます。

でも、大切な人がもし亡くなってしまったら、もう2度と会えません。

 

 

大切な人を守るために自粛する。

それが、自分を守る事にもなります。

 

 

私は、かけがえのない大切な人たちを守るために

出来る限りの事はしようと思います。

 

拙い文章ですが、お読みくださりありがとうございます。

自分が誰かを感染させてしまうという危機感

先週の続きをと思いましたが、その前に。

東京都を中心に週末は外出自粛要請が出ましたね。


私も以前まではそこまで神経質になっていませんでしたが、
都内での感染者が一気に増えている事などを考えると、このような要請は当然だろうと思います。
ロックダウンも時間の問題ではないかと個人的には考えていますが。


ただ、どこかで
「自分の周りに感染者がいない」
「持病がある高齢者が重篤化する」
など、どこかで他人事のように感じ、
「自分は大丈夫」と思っている方々も見受けられますよね。


あなたが感染して大丈夫なのは、言い方悪いですがどうでもいいんです。
あなたが誰かを感染させてしまったとしたら、どうするのですか?と思わずにいられません。


確かに、陽性でも無症状だとしたら知らないうちに誰かに感染させているかもしれません。
検査を受ける基準もある中なので、それは誰を責める事も出来ません。

しかし、
「もし自分が既に保菌していたら」と想像し、
出来る限りの予防や不要不急の外出は控える事はできます。


それは、自分を守るのはもちろんですが、
何よりあなたの大切な人達を守る事に繋がるのではないでしょうか。


志村けんさんが亡くなられました。
私は志村さんを観て育った世代なので、本当にショックです。


まだまだご活躍してほしかったですし、必ず復活されると信じていました。


だからこそ、改めて思うのです。
自分が誰かにうつしてしまうかもしれないという危機感を持ってほしいと。
あなたの大切な人達を守れるのは、あなたしかいないのです。


過度に恐れる必要はありませんが、
正しく恐れる必要はあります。


今私たちが出来ることを、頑張って続けていくしかありません。
長い時間がかかるとは思いますが、一人一人頑張っていきましょう。


志村けんさんのご冥福をお祈りいたします。

介護施設でのセラピー④<アニマルセラピー・テストと結果>

昨日の続きです。

テスト内容としては、

認知症高齢者を、アニマルセラピーを受けるグループと受けないグループに分け、

一定の期間を過ごしたのち、「唾液アミラーゼ」の活性値を調べます。

「唾液アミラーゼ」というのは、精神的ストレスが高いほど活性値が上昇します。

なぜこの数値が基準となるのか。

それは、高齢者は身体的機能の低下や記憶力の低下が相まって

日常生活へのストレスが蓄積されていくからです。

出来ていたことが出来なくなる。

記憶があいまいで何度も同じ事をしてしまい、指摘を受けることも。

「自信」を無くし、他者と会話するのも不安なり、

だんだんと他者=社会との接点を失いがちになってしまいます。

そのような状況は・・・想像するだけでも非常にストレスが募りますね。

だからこそ、その指標となる唾液アミラーゼの活性値測定は大きな意味があります。

実験の結果、

アニマルセラピーを受けたグループは受けなかったグループよりも唾液アミラーゼの活性値が有意に下がっている事が判明しました。

また、うつ状態をはかるテストでは、受けたグループの方がうつ状態の割合が低く、

活動性をはかるテストでもやはり、受けたグループの方が活動性が高い結果となりました。

動物(犬)を「かわいい」と思う感情の動きや、楽しさ。

そこから一緒に遊んだり散歩をするという身体運動にもつながります。

また、「お世話をしなくちゃ!ご飯あげないと!」という責任感が芽生えるとともに、

お世話の一環で記憶力の向上にもつながるそうです。

介護施設でのセラピー③<アニマルセラピー・症例>

昨日のブログから引き続き、今日は犬を用いたアニマルセラピーに関してです。

今日はいくつかの症例をご紹介したいと思います。

以下、岡山県で活動されている、介護高齢者ドッグセラピー協会による症例を抜粋します。

症例1
普段は意欲低下の状態で呼びかけにも反応せず、表情もないYさん(86歳男性)。
セラピードッグと対面したところ、頭を撫でたり足を揉んだりして可愛がる様子を見せた。発語は見られないものの、触りたいという意識は見られた。

症例2
車椅子で生活していてほとんど喋ることもないTさん(91歳男性)。
「おいで、おいで」の仕草を見せる。セラピードッグそれぞれの自己紹介ボードを見せると、「かわいいね。女の子か?」と気に入った様子をみせた。あやすように喋ったり、首輪を外してあげようとしたり、笑顔を見せた。

症例3
「私はアホじゃ、どうなってもええ」と自分への否定的な言葉がでやすく、介護拒否も出やすいMさん(77歳女性)。
セラピードッグと接すると「おりこうさん」とにこやかに犬を可愛がる様子を見せた。次第に「ダメじゃねえな」と前向きな発言も出るようになり、以前はしなかったあいさつをするように。

これらの症例は認知症患者様のものです。 

この文面だけですと、

「単に癒されているだけなのでは?」と思われる方も多いと思います。

では、その科学的根拠がどこにあるのか?

実際にドッグセラピーを用いたテストの結果が残っています。

それはまた明日。

介護施設でのセラピー②<アニマルセラピー>

「アニマルセラピー」

 

この言葉、よく聞きますよね。

 

 

小児病棟で過ごす子どもの横に寄り添うセラピードッグの番組を観たな・・・

老人ホームで高齢者の方々にかわいがられているワンコを観たことある!

 

このようなイメージをされる方も多いのではないでしょうか。

 

そもそも、アニマルセラピーとはどんなものか?

 

 

昨日のブログでも少し書きましたが、「セラピー」とは本来「治療・療法」という意味があります。

実はこれ、日本特有の造語らしく、本当は「動物介在療法」というらしいです。

 

 

更に詳しく定義すると、

 

動物介在療法…専門的な医療の現場で、犬を介在して行う補助療法

動物介在活動…情緒的な安定、QOLの向上を目指す

動物介在教育…子供の教育施設(幼稚園や小学校等)に赴き、命の大切さや動物と共生する意味を教える

 

この3つにおおまかに分類されます。

 

 

ですので、初めに書かれたような場面を観て、

「やっぱりこういうセラピーって癒しの効果があるんだね」

だけではなく、

 

 

その先には

「動物を通じて、

患者さまや利用者さまの精神的・身体的機能を向上させる効果」があるのだ

という事を、ぜひ知って頂きたいと思います。

 

 

 

アニマルセラピーは、元は古代ローマで負傷した兵士のリハビリに馬を用いて行っていたのは始まりだそうです。

ちなみに、現在もモンゴルでは馬を用いたアニマルセラピーが盛んに行われています。

 

そしてイルカもセラピーアニマルとして有名ですね。

 

犬を用いたセラピーは20世紀半ばから本格的に導入され初めたそうです。

 

 

現在は様々な団体が、セラピードッグやハンドラー(セラピードッグのパートナーになる人間)の育成に

力を入れています。

 

では、犬を用いたアニマルセラピーの実際の効果はいかほどでしょうか。

 

少しずつお知らせしていきたいと思います。

介護施設とセラピー

 

こんにちは。

 

 

今まで様々な介護施設事業者様と出会い、お仕事をさせて頂きてきた中で、

 

様々なセラピーを通して利用者様が心身ともにリラックスされている姿を見てまいりました。

 

 

そもそも「セラピー」の定義とは?

 

薬や投薬を行わない、現在における新しい治療法、というの広義のようです。

ここでいう「治療」というのは、心理療法や物理療法も含めます。

 

 

人としてのQOLを高め、維持していくために、

介護の現場では大きな役割を果たしています。

 

 

 

様々なセラピーがある中で私が知っている、または聞いた事があるのは

 

①アニマルセラピー

②メイクセラピー

③ミュージックセラピー

④アロマセラピー

⑤アートセラピー

 

です(他にもありましたらぜひ教えてください)。

 

明日以降、私の私見を述べさせていただければと思います。

コロナウイルスと通所サービス

デイサービス等通所施設で発生している、コロナウイルスの集団感染。

特に名古屋市では、利用者・職員双方に感染者が出るクラスターが見られた事で、
今月7日から20日まで緑区と南区のデイサービス(126か所)に休業を要請していました(21日再開)。

市川市でも今月6日に施設職員の感染が判明した後、利用者とその家族にも感染が確認されました。
県と市がこれ以上の感染拡大を防ぐため、
感染状況によって利用者の受け入れ縮小や休業を要請するなどしていました。

また、兵庫県伊丹市のデイケア事業所でも感染が判明、死亡者も出ています。


厚生労働省は、
自治体が必要と判断した場合は、感染の有無に限らず施設へ休業を要請できるという通知を出しました。
実際に地域差はあるものの、デイサービスの利用を控える動きは広がっています。

しかし、利用を控える事で利用者の家族への負担も大きくなるとともに、
資金繰り悪化などの経営問題に直面している事業所も少なくありません。

コロナウイルスによる外出禁止令や入国制限、諸外国でも厳然たる対策がされはじめ、
経済も停滞しています。

早く元通りの生活に戻れる日がやって来ることを願います。

介護職の週休3日制

宮城県は、働き方改革の促進として、

2020年度より介護職の週休3日制を導入する施策を発表しました。

今後、5社ほど募り、モデル事業として開始するそうです。

これは、全国で初の試みです。

 

実際に週休3日制を採用している企業(介護事業者に限らず)は平成29年度では全体の6%、

特に従業員1000人以上の企業では約11%約と、

新しい働き方は少しずつ広がっています。

 

宮城県では、

1日8時間労働×5日(=40時間)を、変形労働時間制の1日10時間労働×4日(=40時間)にし、

毎月の休みを9日から13日に増やす事を可能に、

 

そして、職員の休みが増える事で職員の体力的・精神的負担を軽減、

離職を防ぎ、介護職の人材を確保する事が期待できると予測されています。

 

実際に、2015年に試験的に週休3日制を導入したある企業では

「仕事と休みのオンオフがはっきりと分かれて気持ちの切り替えがしやすい」

 

「子育てと仕事のバランスがとりやすくなった」

 

「1日10時間労働だと、1日3食の食事サポートが1人で出来る(引継ぎ等の時間が省略される)ので、人的効率もよい」

 

などの意見が多く聞かれたようです。

 

宮城県では、

昨年3月末時点での65歳以上人口が県総人口の25%を超える63万人に到達しています。

今後、2025年には介護職人材が4755人ほど不足する見込みで、

20年度から外国人介護人材の確保も積極的に推進していくそうです。

 

介護離職、人材不足は日本全体でも大きな問題であり、

どのように人材を確保していくのが課題となっています。

 

このような取り組みを県が率先して行うのは、

今後起こり得るリスクを予測しての事なので、素晴らしいですね。

 

他の自治体でも今後、このような取り組みが生まれることを願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八楽舎がすすめる「固定費の適正化」②電気・ガス

電気やガスに関しては、
①契約内容の変更
②現在契約しているガス会社・電気会社から他社に切り替える


上記で削減が可能になります。

こんな簡単に、数行で事実だけを述べる事が出来ますが…


この変更・切替というのが非常に…

時間と手間がかかります!

正直なところ、私自身もしばらくは慣れませんでした。

書類の多い事。
確認事項の多い事。

色々思う所はありますが、
こんなに大変なの?と思う手続きが絶えず押し寄せます。

変更・切替のノウハウを知っている当社でさえ時間と手間がかかる作業…
これを自社様でやろうと思ったら…日々の業務だけでも大変なのに…想像するだけで既に気が進まないですよね。

当社が対応する中でも、事業所さまにご協力いただく部分も多く、それなりの時間がかかる事も事実です。

昨日の投稿でもお伝えしましたが、
ご相談頂いた際は、
適正化前と適正化後の電気料金(またはガス料金)をシミュレーションしてお出しします(ご相談・シミュレーションは無料です)。

年間でどれだけ削減できるかを可視化するので非常に明確です。


やはり、年間を通してある程度大きな削減額になるのであれば、と
変更や切替に着手される事業者様は少なくありません。


手間も時間もかかりますが、その分やりがいも多いのはもちろんです!


シミュレーションだけでも結構です。
まずはお問合せください。

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固定費適正化①水道

入浴介助や大量の洗濯、日々の食事等、
水道料金は高齢者施設の光熱費の中でも大きな割合を占めています。

先に結論から申し上げますと
水道料金を削減できるかどうかは、
「その施設がある自治体の水道条例や規定」によります。

ですので、同じ形式の施設でも、

「〇市では削減できても▲市ではできない」

「この施設はできるけど、この種別の施設はできない」

という事は残念ながらよくあります。

実際に、様々な施設様よりご相談を頂きますが、
所在地によりご希望に添えないケースも多々あります。

ですが、もし削減できる場合、水道料金は大幅な削減を見込む事が出来ます。
従来の使用量にもよりますが、いままの半額くらいに
なる施設はもちろん、
もしくはそれ以上削減できる場合も多々あります。

仮に、今までの使用料金が月に50万だとして、
その半額でも25万。年間で250万円も削減できる計算になります。

八楽舎は、47都道府県、全市区町村の規定や条例等を徹底的に調査と確認を進めました。

それにより、
水道料金の削減が可能な自治体にあるかどうか、
可能な自治体の場合、その条件に見合った施設種別であるか等、すぐにお応えすることができます。

削減前と削減後…これを八楽舎では光熱費を「適正な価格に見直す」ことから、
「適正化前」「適正化後」といいます。

ご相談いただいた際は、
適正化前と適正化後の水道料金をシミュレーションして
お出ししますので(ご相談・シミュレーションは無料です)、
どれだけ削減できるのかが非常に明確です。

「どうにかして今よりも水道料金を減らしたい」

「私の会社で経営している施設の料金は今よりも下がるのかしら…」

シミュレーションだけでも大歓迎です。
まずはお問合せください。