介護現場の人手不足、負担解消に「ケアコチ」

みなさん、「ケアコチ」をご存じでしょうか。

ケアコチは、エクサウィザース(東京都港区)が提供している動画コミュニケーションアプリのことです。

介護施設では、常に「人手不足」「過度の負担」が叫ばれていますが、

それを解消するのに一役買っているのがケアコチなのだそう。現在、介護の現場でどんどん導入されているそうです。

では、この「ケアコチ」、どのようなアプリなのでしょうか。

とても分かりやすいURLがありますので貼っておきます。https://youtu.be/z9lOuFpycOw

ケアコチをダウンロードしたら、スマホやタブレットで動画撮影。

撮影したものは現場で共有、すぐに見ることができます。

既に導入している介護施設では、ある作業の工程であったり、新人研修などに使用されているようです。

通常、作業工程や研修はマニュアルが必要です。

その場合のマニュアルは冊子ベースのものや、冊子ベースのマニュアルを覚えた職員が口頭で教えていくといったケースが多いと思いますが、

人手不足に悩む介護の現場では、教える方も教わる方も非常に負担がかかります。

常に人手不足状態の介護施設では、研修中は残った職員で作業をこなさねばならず、

負担もさらに大きなものになるでしょう。

ケアコチでマニュアルを動画化しておけば、

新人研修も今までのようにつきっきりでなく、動画を見ておくよう指示することで覚えてもらうこともできますし、

1度では覚えられなくても、繰り返し動画を見て覚えることもできるようになります。

人手不足の中、時間と作業に追われて研修する負担が軽減されますね。

このケアコチ、介護施設で働く方々にとって人手不足解消や負担軽減という大きなメリットがあるようですが、

利用者の方々にも大いにお役に立てる機能があるそうです。

それは、AIによる「歩容解析機能」が搭載されていること。

利用者様が5mほど直線歩行する動画を撮影するだけで、現時点での利用者様の歩行状態が分かる、というものだそうです。

通常でしたら撮影の際に器具を装着するのがセオリーでしたが、ケアコチはそれが一切不要。

言葉どおり「スマホで撮影するだけ」で、AIが歩行状態を解析し、転倒リスクなどを予測してくれるのだとか。

分析の結果は紙ベースでプリントもできるようになっていて、利用者様はもちろん、介護施設の職員さんのモチベーションアップにもつながっているそうです。

今は様々な「教える形」があります。

人手不足や負担が大きい介護施設では、従来の教え方にとどまらず、どんどん新しい形を導入し

少しでも負担が軽減された状態で働ける環境を作っていければいいですよね。

ケアコチ、気になった介護事業者様はぜひエクサウィザースのHPを読まれてみてはいかがでしょうか。

https://carecoaching.jp/?utm_source=koureijutaku&utm_medium=web&utm_campaign=article&utm_content=20200730