集団感染が発生した福祉施設内で、
食事などの時間が持てなくなっている職員の方々のために、
近隣の福祉事業所が食事の支援をしているそうです。
集団感染が発生した施設は、職員・入所者ともに感染者が出ましたが、
残念ながら入所者13名の方々が亡くなられました。
先日のブログでも書きましたが、
コロナウイルスが発生して以来、介護施設での業務量は非常に増加しています。
ましてや集団感染が発生した施設は更に厳しい対応をされていると思います。
そして現在も感染している入所者の方々を施設内でケアされているそうです。
通常のケアに加え、消毒、換気などの徹底した管理を遂行していると、
食事をとる時間や、休憩でお弁当を買いに、といった時間も削られてしまうのは当然の流れかもしれません。
そのような中、
状況を知った近隣施設の事業所の方々が、
「少しでも役に立てれば」と職員の方々のために地元のカレー店で購入したお弁当30食を届けたそうです。
「職員のみなさんが大変な思いをしながら頑張っていると聞いて少しでも力になれたらと思い、昼食を届けました。
これ以上、感染が拡がらないよう祈っています」
届けた事業所の方のお言葉です。
頂いた職員の方々、嬉しかっただろうと思います。
お弁当はもちろんですが、その気持ちが何より嬉しかったのではないかと思います。
大変な状況の中でも、こうして手を差し伸べ支援してくださる方々がいるというのは、
本当に心強いですね。
今日も最前線で働いてくださっている介護従事者の方々、本当にありがとうございます。