【高齢者住宅新聞】新型コロナウイルス 「感染7段階モデル」提唱/暴露は国民の3割

もう1か月以上前の高齢者住宅新聞の記事になりますが、初めて読んだときに非常に興味深い内容で印象に残っています。

https://www.koureisha-jutaku.com/newspaper/synthesis/20200727_takahashi/

コロナに関しては、なぜ諸外国と比べて日本は重症者や亡くなられた方が少ないのか、

自然免疫が日本人にはあるのではないかなど様々な説が繰り広げられていますが、

この7段階モデルというのがとても分かりやすかったです。

 

【みんなの介護】第914回

老人ホーム検索サイト「みんなの介護」の中で連載されている「みんなの介護ニュース」、とても読みやすいです。

https://www.minnanokaigo.com/news/kaigogaku/no914/

今回は介護業界の介護職員不足についてです。

どれくらいの方々が介護職員不足を感じているのか、

特に職員不足を感じる業界はどこか、などが説明されています。

外国人労働者の採用率や、有期契約労働から無期転換へのルールの周知など、

改めて事業所側も知っておかねばならない事や対策しなければならない事などが記載されています。

スタッフブログ【コロナに対する考え方】

こんにちは。八楽舎スタッフです。

本日はスタッフブログです。

コロナ対策に熱中症対策と、なかなか落ち着きません。

特にコロナに関しては「何をどこまで対策するのか」も個人個人で基準が異なりますし、

正直なところ対策よりもそういった「異なる基準」に対して物申す方々や、それに対して疲れを感じておられる方々が最近は多い気がしています。

とあるサイトで見つけた投稿者の書き込みが印象的でした。内容はこんな感じでした。

今でもショッピングモールはコロナ感染する恐れがあるため行かないようにしている。

でも、隣の家は楽しそうにいろいろな所へ出かけている様子。うちの子ども達には我慢させているのに。

あくまで個人的な私の意見ですが、

この方がどちらに住まわれているのか分からないので何とも言えませんが、どこにいても感染するリスクはあると思っています。

ショッピングモールには行かなくても買い物に行っていたら変わりませんし、お子さんがいたら学校等にも行くでしょうし、ご主人は会社にも通勤しますよね。

多分、本当はこの方も出かけたいんですよね。

「自分はこんなに我慢しているのに!」という思いがあるからこそ、他人を許せなくなってしまう。

いろいろな考えがあってよいと思います。

でも、その考えを他人に強要したり、自分と違うからと言って敵意を向ける必要はないですよね。

それぞれ思うところがあってその選択をしているので、それはそれとして聞き入れる、受け入れる余裕は持ち続けていたいです。

 

【アフターコロナ×介護報酬改定】厳しい財政、次期改定に影響必至(高齢者住宅新聞)

高齢者住宅新聞は東洋大学の高野龍昭准教授への取材記事が掲載されています。

https://www.koureisha-jutaku.com/newspaper/synthesis/20200805%e3%83%bb12_28-29_1/

新型コロナウイルスで介護の現場は本当に大きな影響を受けたと思います。

医療崩壊は大きく報道されても介護崩壊に関しては医療ほどではなかったこと、

そして、介護施設内で感染者が出た際に、感染経路などの説明が正しくされなかったことで生じた、「介護現場は危ない」という考え方が広まってしまったこと。

また、厚生労働省からとどくコロナに関する通達に関しても、その手段や伝え方によって、もっと現場の方々に分かりやすく伝えられるのではないかといった見解が示されています。

 

ケアマネの実務研修、実習免除を条件付き容認 厚労省 新型コロナで特例措置【JOINT】

介護のニュースサイト「JOINT」に掲載された記事です。

厚生労働省は今年に限り、条件付きでケアマネの実習を免除することを発表しました。

https://www.joint-kaigo.com/articles/2020-08-17.html

新型コロナウイルスの流行もあり、今年だけの特別な制度とのことです。

条件付きとは下記の内容などを含むそうで、以下JOINT内の内容をペーストします。

○ 講義形式(ICT活用可)により、訪問時の心構えや基本的な所作、一連のケアマネジメントプロセスなどについて再確認し、その定着を図るためレポート提出を求める 

○ 例えば、講義・演習時のロールプレイを通じて修得された事例に即したアセスメントについて、レポート提出を求める 

などを提示。実習を行っていない人が仕事を始める場合、先輩ケアマネの同行によるOJTを最低でも3日以上実施しなければいけない、との決まりも設けた。 

新型コロナウイルスの影響で実習生の受け入れも難しい中なので、厚労省の判断は賢明だと思います。ただでさえ人手不足の状況で、さらにコロナの影響で大きな負担を強いられる介護事業者様や介護従事者の方々が少しでも働きやすい環境で働けることを願います。

 

コロナ禍における認知症の方の熱中症対策

介護施設検索サイト「みんなの介護」に掲載されている「介護の教科書」という連載記事です。

https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/home-care/no162/

熱中症を防ぐためにはこまめな水分補給が必要ですが、認知症患者様の中には暑い事、のどが渇いている事を訴えてこない方も少なくありません。

今年の夏はやはり厳しい暑さのため、熱中症になるリスクが非常に高くなります。

そんなときに覚えておきたい心がけや習慣に関して説明されています。

①ソーシャルディスタンスをしっかり守れるようであれば、屋外でのマスク着用をやめる

②コロナ禍では換気の重要性もうたわれているので、1時間に1回は部屋の換気をする

③のどが渇いたという自覚がなくても、こまめに水分補給をする

この記事を書かれたライターの奥村さんは、お祖母様が認知症になったのをきっかけに6年間在宅介護をされていたそうで、書かれている内容がとても具体的です。

よろしかったらぜひ皆様もご覧ください。

介護現場の人手不足、負担解消に「ケアコチ」

みなさん、「ケアコチ」をご存じでしょうか。

ケアコチは、エクサウィザース(東京都港区)が提供している動画コミュニケーションアプリのことです。

介護施設では、常に「人手不足」「過度の負担」が叫ばれていますが、

それを解消するのに一役買っているのがケアコチなのだそう。現在、介護の現場でどんどん導入されているそうです。

では、この「ケアコチ」、どのようなアプリなのでしょうか。

とても分かりやすいURLがありますので貼っておきます。https://youtu.be/z9lOuFpycOw

ケアコチをダウンロードしたら、スマホやタブレットで動画撮影。

撮影したものは現場で共有、すぐに見ることができます。

既に導入している介護施設では、ある作業の工程であったり、新人研修などに使用されているようです。

通常、作業工程や研修はマニュアルが必要です。

その場合のマニュアルは冊子ベースのものや、冊子ベースのマニュアルを覚えた職員が口頭で教えていくといったケースが多いと思いますが、

人手不足に悩む介護の現場では、教える方も教わる方も非常に負担がかかります。

常に人手不足状態の介護施設では、研修中は残った職員で作業をこなさねばならず、

負担もさらに大きなものになるでしょう。

ケアコチでマニュアルを動画化しておけば、

新人研修も今までのようにつきっきりでなく、動画を見ておくよう指示することで覚えてもらうこともできますし、

1度では覚えられなくても、繰り返し動画を見て覚えることもできるようになります。

人手不足の中、時間と作業に追われて研修する負担が軽減されますね。

このケアコチ、介護施設で働く方々にとって人手不足解消や負担軽減という大きなメリットがあるようですが、

利用者の方々にも大いにお役に立てる機能があるそうです。

それは、AIによる「歩容解析機能」が搭載されていること。

利用者様が5mほど直線歩行する動画を撮影するだけで、現時点での利用者様の歩行状態が分かる、というものだそうです。

通常でしたら撮影の際に器具を装着するのがセオリーでしたが、ケアコチはそれが一切不要。

言葉どおり「スマホで撮影するだけ」で、AIが歩行状態を解析し、転倒リスクなどを予測してくれるのだとか。

分析の結果は紙ベースでプリントもできるようになっていて、利用者様はもちろん、介護施設の職員さんのモチベーションアップにもつながっているそうです。

今は様々な「教える形」があります。

人手不足や負担が大きい介護施設では、従来の教え方にとどまらず、どんどん新しい形を導入し

少しでも負担が軽減された状態で働ける環境を作っていければいいですよね。

ケアコチ、気になった介護事業者様はぜひエクサウィザースのHPを読まれてみてはいかがでしょうか。

https://carecoaching.jp/?utm_source=koureijutaku&utm_medium=web&utm_campaign=article&utm_content=20200730

 

令和2年豪雨に伴う介護サービス料等の支払猶予

7月の豪雨で大きな被害を受けた高齢者関係の施設は、中部と九州で6県・99か所に及んでいます。

このうち27か所に関しては、7月15日現在でまだ施設内の片づけが進んでいません。

これに伴い厚生労働省老健局は、介護サービスを受けている被災者サービス利用料や負担金の支払を、10月末まで猶予することを決定しました。

対象となるのは、災害救助法が適用されている市町村のうち、

7月14日現在で利用料や負担金の支払い猶予の意向を発表した32市町村の介護保険被保険者

もしくは

住居が全半壊・床上浸水など大きな被害を申告している人

とのことです。

上記は7月14日現在での申し出であるため、

岐阜県4市

福岡県2市

熊本県9市12町5村

となっていますが、今後その他自治体でも申し出があった場合は、対象者が増える可能性もあります。

厚労省のHPでもは、その他医療機関受診での支払い猶予に関しても記載がありますので(こちらも災害救助法適用自治体が対象です)、

該当する自治体に住居がある方、施設がある方などはぜひ1度確認してみることをおすすめします。